ブログの記事を書き始めると、文章の質はともかく、わりと集中して記事を書くことができる。
どんなことでも開始して直ぐに集中して取り組めるかというと、無理だ。
自転車はこぎ始めたら流石に集中しないと事故るので集中できる。ただ、はじめるまでが大変だ。まず、家から外に出ねばならない。冬は寒いから特にシンドイ。
鍵を解錠して、ヘルメットかぶって、ああ、やることが多くてとても面倒だ。
今はクロスバイクだから関係ないが、ロードバイクの時には車庫から出して、ビンディングペダルの靴を履いて、スタンドが無いので壁に立てかけながらアレコレせねばならず、まぁ、面倒だった。乗ったら早いし、何時間でも乗っていられるが、出発までの手間が大きかった。
我は500m程度だったらクロスバイクでも準備が面倒なので歩きで行きたい。
ブログは直ぐに始められて良い。
まぁ、我がブラインドタッチをマスターしていて、キーボードで文字を入力するのが早かったり、修正するのも全く苦ではない、ということもあるが。
そう、スムーズに動かせない物ははじめるのも大変だし、集中するのも難しい。
ギターはコードが中々憶えられなくて、集中して練習できない。
ある曲のコードが3つぐらいしか出てこない箇所を何度も練習する。というのであれば、譜面も出さなくて良いので取り組みやすいのだけど、それより面倒なことは気が乗らない。
単純作業の繰り返しはそんなに苦では無いが、憶えることが多いのは辛い。というか集中できない。意識が散る。気が散る。
ブログを書くのは単純作業か?
何も憶えることはない、自分の中にある知識や感情をこねくり回してアウトプットしているだけなのだから、気が散る要素は少ない。
何かを紹介するときの確認で公式サイトをチェックしたりすると、その時に、気が散って関係ない情報まで読んでしまったり、そこで関係ないことに意識が飛んで手が止まってしまうことはあるが、自分の中の頭のメモリと双方向通信しているだけなら、そのようなウェイトやレイテンシは発生しない。
自転車やランニングは、走り出してしまえば集中できる。なぜなら、スマホやモニターを基本的には見ないから、気が散る要素がない。
さて、ランニングマシンをスマホみながら(あるいは聞きながら)取り組むのはどうなんだろう、知らんけど。
とにかく、である。
集中して取り組めることをやれるように意図的に工夫すべきだと思った。
ギターの練習が続かないのも、やることが多くて準備の心理的・物理的なコストが上がってしまっているのだと思う。
ちょっと今日は1時を過ぎてしまったので寝ることにする。