書籍『Monacaで学ぶはじめてのプログラミング』の第一章はMonacaに会員登録をして簡単なプログラムを記述・動作確認する内容になっている。また、『Monacaデバッガー』というスマホアプリをインストールして開発中のアプリを動作確認するための手順も紹介されている。同書籍の12章までの内容は『Monacaデバッガー』なしでも動くのでスマホアプリのインストールは必須ではないが、便利なので個人で学習する場合や授業でのスマホ利用が可能なケースでは積極的な利用を勧める。
Monacaへの会員登録(サインアップ)
Monacaは基本的にメールアドレス登録だけで利用できる。また、教育機関でメールアドレスの登録が難しい場合にはMonacaEducation事業部に問い合わせれば専用アカウントを発行して貰える。
Monacaへのログイン
会員登録が完了したらMonacaにログインできるようになる。なおMonacanのログイン用メールアドレスとパスワードはMonacaデバッガーの利用でも必要となる。
注意点として、Monacaのログイン後のページはパソコンのChromeが正式な対応ブラウザとなる。つまりスマートフォンや非推奨ブラウザでは動作しない場合があるので気をつけたい。特に、IE(インターネットエクスプローラー)ではMonacaは動作しないので先にChromeを準備しておこう。
最小限のプロジェクトを作成する
書籍はまず最小限のプロジェクトを作成して簡単なプログラムを記述するように書かれている。プロジェクトというのはプログラムのソース子どの他にアプリを構成する画像などの素材や文章などのコンテンツとアプリの設定、その他素敵なサムシングがセットになったものである。Monacaではアプリ開発をプロジェクトという単位で管理することになっている。
プロジェクトは1から作ることもできるし、書籍のサンプルプロジェクトも用意されているしMonacaの中にも幾つかサンプルのプロジェクトが用意されている。そして第一章ではまずプロジェクトを1から作る方法が解説されている。
さて、大きな声では言えないが新規プロジェクト作成部分のUIは書籍の時点と現在のMonacaでは若干、若干の違いがある。あとで気が向いたらココに最新のUIに従った手順を記述しておこうと考えている。
Educationプランを適応しよう
MonacaはFreeプランでも利用できるが複数のプロジェクトを保有したりチームで作品を共有するときには有料プランが必要になる(また、規約が改定されてFreeプランでは法人のアプリ開発も制限される)。そこで、書籍に付いているEducationプランのアクティベーションコードを使って有料プランを適応させておこう。