『エンジニアのためのWordPress開発入門』で車輪の再発明から脱却しよう

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PHPエンジニアがWordPressの内部を理解するときに頼れる『最良のパートナー』が遂に登場しました。

『エンジニアのためのWordPress開発入門』はタイトルが示す通り、エンジニアのためのWordPress本になります。

先行販売の時に購入して一通り読んだのでご紹介します。

5章『WordPressの基本アーキテクチャ』がありがたい

WordPressはPHPフレームワークが採用しているMVCの仕組みではなく、独自の設計で作られています。そのためPHPエンジニアの人が初見でコードを読んでも設計思想を理解するのはちょっと難しいのですが、この本の5章にはそのあたりのことを詳しく書いてあります。

8章『投稿データと関連エンティティ』で投稿の扱いが分かる

WordPressで情報を扱うときの単位は『投稿』です。リレーショナルデータベースで情報をテーブル単位で細かく分けるのではなく投稿という単位でデータを扱うためやはりPHPエンジニアの人が初めてWordPressをカスタマイズするときには障壁となります。この本はエンジニア向けにその投稿に関する話をまるまる一章、紹介しています。カスタム投稿タイプやカスタムフィールド、カスタムタクソノミーを扱うときに知っておきたい情報が詰まっているので、こちらも役に立ちます。

WordPressで車輪の再発明から脱却

コンテンツ配信にもビジネスロジックがあります。

CMSであればコンテンツを配信するための様々な仕組みが既に用意されているため、例えばFacebookでシェアするときの仕組みなどもプログラムを書かずに実現することができます(主にプラグインという仕組みを使います)。

フレームワークで情報配信サイトを作るのは簡単ですが、SEOやSNS連携を考慮したサイトをちゃんと作るのは大変です。

新しくコンテンツ配信系のWebサービスを開発するエンジニアの方は、この本とWordPressをうまく活用してコンテンツ配信に必要な車輪の再発明から脱却することも検討してみてはいかがでしょうか?